1TB、2TB、3TBの3つの外付けHDDを合わせて3TBのRAID1を作る話です。
すべてmacOSデフォルトの機能ですので、簡単です。
最終的に全体は次のようになります。
左側の外付けHDD3つをあわせて「RAID1」を作っている感じです。
JBODで1TBと2TBを合わせる
macOSの「Disk Utility」を起動し、メニューの「File」→「RAID Assistant…」を開きます。
そうしたら、次のように「Concatenated (JBOD)」をチェックして次に行きます。
次のディスク選択画面で2TBと1TBディスクにチェックを入れて次行きます。
※今回は作成した後のスクリーンショットになりますので、説明と異なる部分はご容赦ください。
次の画面で2TBと1TBを1つディスクとして使う際の名前を入れてあげれば完了です。
フォーマットはデフォルトの「Mac OS Extended (Journaled)」、Chunk sizeもデフォルトの「32K」のままにしました。
この名前は後続の操作でなくなりますので、あまり深く変えずに適当に決めて大丈夫です。ちなみに、私は「2+1」にしました。
3TB2つでRAID1を構築
再度「Disk Utility」メニューの「File」→「RAID Assistant…」を開きます。
今度は次のように「Mirrored (RAID 1)」を選んで次に行きます。
次の画面で下記のように2+1のディスクを選択できるはずですので、2+1のディスクと1つで3TBのディスクを選択して次に行きます。
※この画面で「Role」列があり、ディスク選んだら、「RAID Slice」か「Spare」かを選べるようになりますが、ディスク2枚しかない場合「RAID Slice」一選になりますので、デフォルトのままで大丈夫です。次の画面でまた名前を入れてあげれば完了です。
これで冒頭の構成になります。
余談
以前「Mac mini M2を外付けM.2 NVMe SSDで動かす」で紹介したように、今どきのM.2 NVMe SSDだと軽く2GB/s超えてますので、HDDはやっぱり遅く感じますね。
今回RAID1にする目的は写真や動画を保存するためであり、頻繁にアクセスするものでもないので、とりあえずこれで物足ります。
余裕があればM.2 NVMe SSDで組みたいところですが、そうなると、USB3.0の限界値は5Gbps(=0.625GB/s)だとかがありますので、インターフェースも合わせて準備してあげる必要が出てきます。
コメントを残す